別居された夫の対応
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
もし仮に妻が家を出て行った場合、事態を収拾しようと思えば、なんとか帰ってきて
らうしかないのですが、世間体を理由にしたり、一時の気の迷いのような扱いをしたり
しないように注意しないといけません。
まず別居を宣言した妻は、既に世間体というハードルを乗り越えており、しかも周囲の
心配や好奇の目を意識しながら生活しています。それを「みっともないから帰ってこい」
などと言われたら、仮に本音としてはちょっぴり後悔していたとしても、自分の決意を
軽く見るような態度に反発するのは当然でしょう。
◆何が原因か分からないケースも…
それでは、ただひたすら頭を下げるのはどうでしょうか?
何が悪かったのかという認識が共通の場合なら、それが一番でしょう。それに対して、
何が悪かったのかはっきりわからない場合は問題です。出ていった側にとっては我慢
できないほどの事態なのに、相手がそれをわかっていないのですから、その認識のずれ
こそが一番の溝かも知れません。
そういった状態で頭を下げても
「何を謝っているの?どこを改めるの?」
「何が悪いのかわからないのに頭を下げるの?」
「妻がいないと不便だから帰ってきてほしいだけじゃないの?」
などどたたみかけられて、ひるんでしまうことでしょう。
このような場合は、なぜ相手がでていったのか、なぜ出ていくまで気付かなかったのか、
を考えてみましょう。思い起こせば、相手の「最終通告」を聞き漏らしていたことに
気付くかもしれません。
そのためにはある程度は考える時間が必要でしょうし、1人になって見えてくるものも
あるので、多少の別居期間も有効でしょう。
お互いに頭を冷やせば、やはり相手が必要だという気持ちが戻ってくることもあります。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
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