子どもの「自己肯定感」を育む

公開日:  最終更新日:2016/01/25

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
 

人が生きていくときに大切なものの一つに「自己肯定感」(自己評価)があります。

これは、「自分は大切な人間だ」「自分は生きている価値がある」「自分は必要な人間だ」

という気持ちをいいます。どんなに勉強ができても、お金を持っていても、いい会社に勤めていても、

この「自己肯定感」が低いと、苦しい人生になりかねません。

 

◆低い日本人の「自己肯定感」

しかし、この「自己肯定感」、今の日本の子どもたちの中では、決して高くありません。

ある統計によると「自分はダメな人間だと思いますか?」の質問に、「そう思う」と答えた中学生は、

中国   11.1%

アメリカ 14.2%

日本   56%  という結果がでています。

 

もちろん、国民性の違いや文化の違いもありますが、それにしても日本の子どもたちの自己肯定感

の低さは深刻です。人から、社会から、必要とされていると思えない子どもが、どうして、意欲を

持って勉強に取り組んだり、積極的に社会のルールを守ったりできるでしょうか?

「自分なんか、生きている価値ない」としか思えない子どもが、どうして自分の人生を主体的に、

前向きにいきていくことができるでしょうか? 
 

◆親の離婚も原因の一つ

また、子どもの自己肯定感を下げる原因の一つとして親の離婚が挙げられます。

両親の離婚を目の当たりにした子どもたちは、心の中で、「親が離婚したのは自分のせいでは?」

と自分を責める場合があります。離婚の際には、理由をきちんと説明し子どものせいではないこと、

あなたを愛していること、これからの生活もがんばるから大丈夫であること、など、子どもに

安心感を与える話し方することが重要です。

今後、ひとり親になったとしても、子どもたちの自己肯定感を育て、健やかな心をはぐくむことが

虐待の予防、さらには大人の自殺を解決することにもつながるのではないでしょうか。

 

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