「よい離婚」と「よくない離婚」の違いは?

公開日:  最終更新日:2016/01/26

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

ある調査で、離婚して「ひとり親」となった際に、『困ったこと』として、以下のことが挙げら

れていました。

 

◆母子家庭の場合

①「経済的に困った」

②「自分が精神的に不安定になった」

③「仕事と子育ての両立が困難だった」

④「就職先がなくて困った」

⑤「住むところに困った」

 

◆父子家庭の場合

①仕事と子育ての両立が困難だった

②経済的に困った

③子どもの教育やしつけのことで困った

④子どもが精神的に不安定になった

⑤自分が精神的に不安定になった

 

 

◆「よい離婚」と「よくない離婚」

例えば、ここでいう「よい離婚」とは・・・

夫婦双方が離婚を必要とみなし、離婚できる条件も備えていること。

⇒「代償離婚」

 

夫婦の一方は結婚生活を続けたい、、、しかし、一方は離婚を必要と考えている。

その際に、離婚を必要とする側から相手側に財産分与など十分な代償がなされること。

⇒「賠償離婚」

 

これらは一方は婚姻の継続を望んでいる、、、しかし、他方にとってはそれが耐え難いほど苦痛、、、

その苦痛を逃れるために合法的に離婚が認められ、同時に慰謝料などの補償を受けることができると

いったところです。

 

 

対して「よくない離婚」とは・・・

「生活破壊的」

婚姻継続の必要性が高いのに、相手から一方的に離婚要求がなされる、、、

相手からの暴力や多額の借金などで、離婚できる条件が不十分なままに婚姻継続が困難

なんら補償や代償が支払われない。

 

「被遺棄的」

相手が家族を遺棄したために、離婚せざるをえなくなって生活困窮を強いられる。

 

特に母子家庭の場合、離婚直後に・お金がない・仕事がない・住居にも困る、

このような状況であれば、離婚が「合意離婚」ではなく、「生活破壊的」または「被遺棄的」

な離婚であったと思われます。

また、相手が自身の利益追求だけを考えており、それにより、その時の夫婦の力関係に

左右され、離婚をせざる得ない状況に追い込まれてしまうことも「よくない離婚」といえるでしょう。

 

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