給料から一番引かれる厚生年金の大切さ
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
会社員の方であれば、みなさんご存じかと思いますが、
給料から引かれる金額で一番大きい「厚生年金保険料」
会社と本人が半分ずつ負担しており、2017年には
給料の約18.3%(本人負担は9.15%)となる予定です。
しかし、これでも今の制度維持は難しいと言われています。
会社員の方であれば、65歳になると国民年金と厚生年金の
両方から年金を受け取ることになります。
これらは、「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」と呼ばれています。
一般的に「年金」と聞くと、65歳から受け取る年金をイメージしてしまいがちですが、
その他にも・・・
障害年金
↓
けがや病気で障害を持つようになった場合は、その程度に応じて支払われるお金。
遺族年金
↓
子どもや配偶者を養っている人が60歳以前に亡くなった場合、残された家族に支払われるお金。
これらは、国民年金のみ加入の場合も支給されますが、会社員のように
「国民年金+厚生年金」に加入している方と比べると支給される金額はかなり違います。
失業中などで保険料を払わなかったり、故意に保険料をはらわなかったりすると、
65歳からの年金が減るだけではなく、障害や遺族への保障もなくなってしまいます。
そのためにも、何らかの理由で保険料が払えなくなったときは、
市区町村の窓口で「免除」手続きをしておきましょう。
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