離婚による子どもの戸籍を変える手続き

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子ども 姓

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

両親が離婚して、一方が戸籍を抜けても、父母のどちらが親権者になっても、子どもの戸籍は変わり

ません。母親が親権者となって子どもを引き取った場合、母親は旧姓に戻り、新しい戸籍を作って

も、子どもは父親を筆頭者とする戸籍のままで姓も変わりません。子どもの戸籍の記載事項に「父母

協議離婚をし、親権者を母とする」ということが記されるだけです。

母親が離婚時に「離婚の際に称していた氏を称する届」を提出し、離婚前と同じ姓を名乗った

場合、母親と子どもの姓は同じですが、戸籍上は別々になります。

 

◆家庭裁判所での変更手続きが必要

父親が親権者となって子どもと生活する場合は、姓も戸籍も同じなので問題はありません。しかし、

母親親権者となりいっしょに生活する場合、母子の戸籍や姓が異なると、社会生活上、様々な支障

が生じることもあります。親権者である母親が子どもを自分と同じ姓、同じ戸籍にしたい場合は、下記

のような手続きをとります。

1.離婚の際に、母親を筆頭者とする新しい戸籍を作る

2.家庭裁判所に、子どもの氏の変更許可を得る手続きを取る。

3.変更許可を得たら、子どもを母親の戸籍に入籍する。

これは、母親が離婚前の姓を選択し、子どもと同じ姓を名乗っている場合も、手続きは同じです。

 

◆子の氏の変更許可申し立て

子どもの姓を変更するには、子どもの住所地を管轄する家庭裁判所に「子の氏の変更許可申立書」

を提出し、審判の申し立てをします。申立人は子ども自身になります。子どもが満15歳未満の場合

法定代理人(通常は親権者)が申し立てをします。申し立てには、子どもと父または母(子ども

の戸籍が移るほう)の戸籍謄本各1通、手数料(800円の収入印紙)ほか、連絡用の切手代金

必要です。家庭裁判所から子の氏の変更許可を得たら、家庭裁判所の審判書の謄本を添えて、市区町

役所の戸籍係に入籍届を提出します。子どもが満15歳以上であれば子ども自身が、満15歳未満で

あれば申立人(親権者)が行います。

 

◆親権者でなければ子の氏の変更はできない

子どもが15歳未満の場合、親からの「子の氏の変更許可」申し立ては、親権者(法定代理人)なけ

れば行えません。離婚時に親権者と監護者に分けて、監護者が子どもを養育している場合、監護者から

申し立てはできません。親権者でない親が「子の氏の変更」を希望する場合は、親権者に申し立て

をしてもらわなければなりません。相手が申し立てをしてくれない場合は、変更ができません。

どうしても、申し立てをしたければ、まず「親権者変更の調停」家庭裁判所へ申し立てをして認め

られてからになります。

 

◆満20歳になると子ども自身が姓を選択できる

「子の氏の変更」をした子どもが満20歳になったときには、満21歳になるまでの1年間に、子ども

自身が今のままの姓でよいかどうかの選択ができます。生まれたときの姓に戻りたい場合は、戸籍係に

届出をすれば戻れます。その際、家庭裁判所の許可は必要ありません。また、元の戸籍に戻るか、自分

自身を筆頭者とする新しい戸籍を作るかの選択もできます。

 

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