パワハラ・モラハラの被害者はどんな人たちか?
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
パワハラ・モラハラの加害者は被害者に精神的な暴力を振るうことで、自らが抑うつ状態になるのを
防ぎ、また自分自身と向かい合って、自分を見つめたり反省したりすることを避けます。そして、
被害者はそのために存在することになります。また、被害者は自分では犯してもいない罪の代償を
支払わされます。それは、暴力がふるわれるのを目撃していた人々でさえ、被害者のことを疑い、
まるで被害者自ら望んで加害者の暴力を受け入れていたのではないか?と想像されてしまうのです。
◆弱い人間!?
もし、誰かが被害者になるとしたら、それはその人が「弱いから」またはその人に「何かが欠けて
いる」からと周りの人たちは考えます。しかしそれは、まったくの逆で、被害者は加害者が持って
いなくて、自分のものにしたいと思っているものを持っている。だからこそ、被害者に選ばれ
てしまったのです。
しかし、どうしてその被害者でなければならなかったのか?それはまず加害者のそばにいたからであり、
どういう形であれ加害者の邪魔になってしまったからです。加害者にとって被害者は特別な存在ではあ
りません。たとえその人がいなかったとしても、その代わりになる被害者はたくさんいます。被害者は
たまたまタイミング悪く加害者の前にいて、一緒になってしまったという過ちを犯しただけなのです。
加害者の攻撃の特徴は、相手の欠点や精神的に弱いところなど、もろい部分を攻めることです。人間に
は誰しも弱点があります。加害者は相手の欠陥を足掛かりにして、相手を攻撃していきます。そして、
どこが相手の弱点か、どこを攻めれば相手が一番傷つくか、よく知っています。その弱点とは被害者本人
が見るのを拒否しているものである場合が多く、加害者はそれを白日のもとにさらして相手に辛い思い
をさせるのです。また、被害者がなるべく気にしないようにしていること、どうということはない・たい
したことはない、と思おうとしていることなのに、加害者がわざと気になるように仕向ける場合もありま
す。そうして被害者は加害者の支配下におかれ、心理的にそう行動するよりほかに方法がなくなります。
そして、被害者のほとんどの方はこう言います、「きっと私にも何か原因があったのだと思います
」。しかし、その原因を加害者は見つけています。そして、相手を不安にさせるコミュニケーションを使
って、その衝動を大きくしていけば相手を支配下に置くことができるのです。
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