妻も夫がガマンしていることを知る
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
妻からみると…夫が身勝手だから、無理解だから、だらしないから。。。結婚生活への不満は、すべて夫
のせい?こんな時は、客観的なものの見方を身につけることをお勧めします。
◆客観的に見る
夫婦関係を見つめ直すときには、なんでも相手のせいにしてしまいがちです。しかし、これでは何の解決
にもなりません。相手を責めるだけでなく、自分はどうなのか?を見直してみます。夫婦関係の問題は、
自分抜きには成立しません。自分は相手のどこが不満なのか?それはなぜか?を考えていきます。
このような自己分析を進めていくと、時に自己嫌悪に陥ることもありますが、自分を責めるのも問題を
複雑にするだけです。冷静に、客観的に二人の問題を見つめていく姿勢を保つことです。
心の中では、「ひどい奴だ 許せない!」⇒しかし、それは「人間としても許せないほどか?」
と問い直してみます。
◆客観的にみるポイント
・性格の違い? OR 主張の違い?
性格が悪い、性格が合わないと決めつけるのではなく、互いの主張のどこがどう食い違っているのか探
します。
・夫はどう思っているのか?
「家族のために一生懸命仕事をしてきたという自負はあるものの、妻に家庭のことを押し付けてきたと
いう多少の引け目もある」というように、夫の気持ちを想像してみます。
・否定スパイラルに陥っていないか?
売り言葉に買い言葉で、否定しあい、非難しあうだけで、互いの主張に耳を傾けていなのでは?
・相手をコントロールしようとしていないか?
人の心をコントロールすることはできないのに、相手が自分の思った通りに反応しないことにいら立って
いるのでは?
・自分だけ無理やり正当化していないか?
夫婦関係の問題において、自分は完全な被害者であり、問題の原因はすべて相手にあると考えているの
では?
◆自分は常に正しく、相手が常に悪い という考え方
たとえば、夫婦で決めていた予定をキャンセルしなければならなくなったとします。キャンセルの原因が
自分にあるときは、「やむにやまれぬ事情があって…」と主張しても、相手が原因であれば、「身勝手
な性格だから!」などと、非難していないでしょうか?「事情」はそのときどきで変わるものですが、
「性格」はその人固有のものです。つまり「自分がそうしたのは事情のせいで自分は悪くない。
しかし、相手の場合、性格が招いたことであり、また同じようなことを繰り返す」ととらえ
ていることが多くあります。
これらを考えていく上での注意点は、冷静になってから考えること、自分を責めないことです。けんか
しながら客観視するのは無理なので、これらは怒りがおさまってから考えてみます。また自分を責める
のではなく、冷静に自己分析をしてみることです。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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