妻の心は、夫よりも子ども!?

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母性神話

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

夫が不在がちで、ゆっくり話す間もない夫婦関係であればあるほど、母と子の関係は密になっていき

ます。妻の心は夫を離れ、子どもに自分の夢を託し、子育てを通して自己実現をはかるようになりま

す。また、夫は父へ、妻は母へと変わりますが、夫としては、母としてだけでなく妻としての役割も

変わらずに期待しているのですが、妻の関心は子どもへと集中しがちになります。

 

◆夫婦の間に子どもが入るということ

夫婦の間に子どもが入ることで、両者は互いに見つめあう関係から、子どもという同じ対象に視線を注ぎ

合う関係に変化します。子育ては、親として共に行動する機会を増やすチャンスになります、しかし、

夫が仕事などで忙しく、育児参加が不十分な場合、夫婦関係の希薄さを生むことにつながったり、妻の

育児に対する否定的な感情が強まったりするおそれがあります。また、子どもをめぐる意見の相違によっ

て、価値観のズレがあらわになることも。。それが夫婦関係を悪化させるきっかけになることもありま

す。

 

◆母親の人生は子どもにかかっている!?

「自分らしさ」の獲得にもがく一方で、「子どもにはできるだけのことをしてあげたい」と、子育てに

自分の持つ全エネルギーを投入しているように見える母親は少なくありません。子育てに全力を注ぐ

気持ちの奥には、子どものためというだけでなく、自分自身の達成感自己実現をはかろうとする

気持ちもあるのです。

とりわけ子育てに関わる時間の長い専業主婦の場合、子育ての成果が、自分の生き方の自己評価につな

がる傾向が強くみられます。子育てがうまくいっていると感じていれば、自分の生き方も肯定的に感じ

られるのです。しかし、これはあまり子どものためにはなっていないのです。また、子育てが楽

しいと思えない場合、自分の生き方に対する不安も増えていきます。

 

子どもの成功は母の成功=代理達成されます。しかし、子どもは幼いうちは、言われた通りにする

ことに満足しているように見えますが、成長するにしたがって、親が「よかれ」と思ってすることが、

子ども自身にとって必ずしもよくないことに気づきます。これがエスカレートすると「やさしい暴力」

「愛という名の支配」と言い換えることもできます。また、母親の子どもへの一体感は、息子以上に

娘に対して強く見られる傾向があります。そして、「そこに夫は不要」と見られ妻からは疎外されが

ちになってしまいます。

 

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