「性格の不一致」だけで離婚は認められるのか?

公開日:  最終更新日:2016/10/24

カップル

 

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

離婚は、これといった具体的な理由などなくても、夫と妻が合意すれば自由にできます。

離婚のほぼ9割は、この協議離婚です。しかし、夫婦の一方が離婚を承知しない場合、最終的には離婚

調停・離婚訴訟を起こすしかありません。では、お互いの性格があわない、つまり性格の不一致

いう理由だけで、裁判所が離婚を認めるでしょうか?

 

 

◆性格の不一致を理由に裁判で離婚が認められるか?

この「性格の不一致」が民法の認める離婚原因(結婚を続けることが難しい重大な理由がある)に該当

するかどうか、その判断は大変難しいとされています。裁判では、夫婦の年齢、職業、性格、生い立

ち、結婚までの経緯など、様々な事情を考慮して判断することになります。

これと言って他に特別な理由はないが、性格の不一致の程度が大きく、意見の相違から夫婦間のヒビも

深まり、愛情も冷めてしまい、もはや元に戻れる余地はなうことになれば、結婚を続けること

が難しい重大な理由があるとして、裁判所が離婚請求を認めることもあると思います。

 

裁判離婚で、性格の不一致を理由に離婚を求めても、裁判所に認めさせることは非常に難しいとされま

す。相手側に不倫などの証拠や行動があればともかく、この理由だけでは離婚動機が短絡的かつ利己的

な理由でしかないとして、裁判所は離婚請求を認めないことも多いのではないでしょうか。

この他、常識がないとか、しつけが悪いとか、身体が貧弱などの動機も、離婚原因としては認め

られません。

 

◆「性格の不一致」以外にも原因がある場合

ただ、動機が性格の不一致だけでなく、それ以外にもある場合には離婚が認められることもあります。

たとえば、相手がたびたび暴力を振るう、まったく生活費を渡さない、という場合は、離婚が認めら

れると思いますし、また性的な不能も、結婚前に性交渉をもつ機会がなく、その事実を知ることができ

なかった場合には正当な離婚原因になります。

 

ある夫婦で、妻は夫に対して性格の不一致以外にも、夫の日ごろの言動などを非難し、友人に不満をこぼ

していました。しかし、その言い分は一方的で、夫婦間の様々な事情を考慮すると、やはり妻側にも非が

ありました。そうした中で妻が家庭裁判所へ離婚の申立てをした場合、「性格の不一致」を理由とした

離婚請求を裁判所は認めないのではないでしょうか。ただ、こういった場合、離婚したくなければ、夫も

妻の気持ちを察し、ねぎらいの言葉をかけたりして感謝をきちんと言葉で伝える努力は必要です。

 

 

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