男性が陥る「僕がキミを守る」の落とし穴 その2

公開日:  最終更新日:2016/10/24

カップル3

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

その1の続きから

 

◆「働き盛り世代」の男性

結婚生活が6年~14年目の夫婦には変化生じてきます。男性の平均初婚年齢は約29歳なので、夫は

30代半ばから40代はじめといったところです。この年代の男性はもっとも仕事が忙しい「働き盛

り世代」です。データでも平均1日10時間は働いている計算となります。この世代の生活パターン

としては…朝7時に家を出て、会社に着くのが8時、そこから昼休みを入れて夜7時まで会社にいて

2時間ほど付き合いで飲んで、帰宅は10時、といったところでしょうか。新聞を読みながらニュース

やスポーツ番組を見ていたらあっという間に11時、それからお風呂に入って布団に入るのは12時です。

そして翌朝は6時起床。また7時に家を出ていきます。

 

◆子育てに忙しい女性

一方、妻は子育てに忙しい時期です。子どもはだいたい3~17歳くらい。赤ちゃんの状態から、言葉

を話したり表情がついてきたりしてやっと人間らしくなり、自意識が芽生えます。やがて学校に行き、

勉強や友人関係に悩み、身体の変化も生じてきて、反抗期を迎える、といった大変な時期です。

しかし、夫は仕事に忙しく、子どもが病気をして心細くしている妻、子どもが学校で問題を起こして

一人悩んでいる妻に、声をかけることもままなりません。というか、「育児は妻の担当」と決めて

かかっている男性は、そもそも声をかけるという発想すら持ちません。それが妻の目には「私と子ども

への無関心」と映り、夫を恨めしく思います。

 

◆夫への「恨み」

妻が夫にどうしても許せないのは、「わたしが一番大変な思いをしているときに、この人は少し

助けてくれなかった」という点です。この時期は妻は、ひたすら歯を食いしばって、不眠不休の

毎日。昼間の仕事もこなしながら、子どもの面倒をみなきゃと必死です。しかし、限界はあります。

そんな時、事あるごとに夫にSOSを発信して助けを求めても、ついに救いの手は差し伸べられません。

そのとき、妻は「この人は、一人で苦しんでいる私を助けてくれなかった…」とその事実に

気づきます。人間、一番困っているときに助けてくれた人には感謝するものですが、反対に一番困って

いるときに助けを求めて拒まれると、恨み思います。まして、自分たちの子どものことで悩んでいて、

かつ一緒に住んでいるにもかかわらず、夫が育児を拒否すれば、妻が「不信感」を募らせるのは当然の

ことといえます。

 

この「不信感」の蓄積の結果が、結婚15年目以降の妻の愛情度の急激な低下を物語っています。忙し

さの真っ只中にいる時はそのことに気づかなかったけれど、ある程度状況が落ち着いてくると物事を

客観視することができ、妻はその事実を発見してしまいます。

 

◆仕事に打ち込むだけでは家族をサポートできない

「①仕事を通じて情緒的サポートと経済的サポートをいっぺんに与えようとする」やり方

では、経済的サポートはできても情緒的サポートはできないのです。できないどころか、仕事に時間を

割けば割くほど、家庭に向ける時間的・精神的余裕がなくなり、情緒面で妻を苦しめることになりがち

です。「仕事⇒お金を稼ぐ⇒豊かな暮らしをさせてやる=妻子は幸せ」という図式が勘違い

可能性があるというのはこういった理由からなのです。

 

その3へつづく

 

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