離婚後、子どもに会えなくなった父親のはなし その1

公開日:  最終更新日:2016/10/24

父親1

 

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。  

 

ある夫婦のおはなし・・・

二人は友人の紹介で知り合い、9年前に結婚しました。

妻は、結婚当初から夫に対し文句を言うことが多く、 よくケンカをしていました。

 

ただ、その内容は・・・

・タバコをやめると誓ったから結婚したのに、その約束をすぐにやぶった、

・脱いだものを片付けないので子どもの教育上よくない、  

など、些細なことでした。

 

そして、 夫婦関係が決定的に悪くなったのは、次男が生まれた頃からです。

 妻は、二人の男の子の育児に追われ、  

「忙しい」 「疲れている」と言って、 夫婦関係を拒否しました。

夫のほうから何度か誘ったのですが、そのたびに断られ、 離婚するまでの三年間は、

セックスレスの状態が続いていました。

 

彼女は、もともと外交的な性格で、専業主婦は性に合わないらしく、

家にいるとイライラする、夜もよく眠れない・・・と こぼしていました。

そして、 精神的に安定するからと言って、下の子どもを保育園に預けて パートに出ました。

 

「子どもが小さいうちは、家にいてほしい」と夫は言いましたが、  

「女性にも生きがいが必要、今は女も働く時代だ」 などと反論されてしまいました。

そして、 そのころから、妻の様子がいつもと違ってきました。  

家にいるときはいつでも携帯を気にしていて、 しょっちゅうメールをやりとり

するようになったのです。

 

昨年の暮れに、彼女は職場の忘年会で帰りが遅くなり、 酔って帰ってきました。

その晩、深夜に誰かとひそひそと携帯で話していたので、

気付かれないようにそばに行って耳を澄ませたら、  「また、連れて行ってね」

いう甘いささやきが聞こえました。

 

相手は誰なんだ!」  と夫が詰め寄ると、職場の上司だと言い、  

「あなたよりも私のことをわかってくれる。あの人と一緒になればよかった!」  

と開き直りました。  

 

そうしたら、また、携帯が鳴って、彼女がそれを耳元に持って行ったので、

夫がそれを叩き落とそうとしたら、妻の肩に手が当たってしまいました。  

その途端に、反対側に倒れて、肩がソファーのかどに当たったようで、

妻は首を痛めたといいだしました。

 

翌日、病院に行って、診断書を取ってきました。むちうちで1週間だと言われたようです。

夫は、そんなに強くたたいたつもりもないし、あり得ない、と思いました。

その2へつづく。  

 

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