親権問題 子どもの引渡しの判断基準は?

公開日:  最終更新日:2017/04/11

%e5%a5%b3%e3%81%ae%e5%ad%90%ef%bc%93

 

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

家庭裁判所において、子どもの引渡しを認めるかどうかの判断基準は、子どもの福祉を最優先

として、将来に向けて当事者のいずれに子を監護させるのが子どもの福祉に適するか?

という観点から判断されます。

 

◆判断基準の要素は?

・父母側の事情

監護能力(年齢や健康状態、異常な性格でないこと)、子どもに対する愛情

監護意欲、方針、精神的・経済的家庭環境(資産・収入・職業・住居・生活態度)

居住環境、教育環境、監護補助者、その他援助体制の有無、

子どもとの接触時間、子どもとの心理交流、他方親との面会交流についての理解など。

 

・子ども側の事情

年齢、性別、心身の発育状況、兄弟姉妹との関係、生活環境への適応状況、環境変化

への適応性、子ども自身の意向など。

※子の監護者指定の審判では、15歳以上の子どもについては意見聴取をしなければならず

15歳未満であっても一定の年齢以上の子どもについてはその意向は考慮の対象になるといわれています。

 

・監護の継続性

現在、子どもが継続的に安定した養育環境にいる場合は、

監護者や居住環境を何度も変えることは、子どもに精神的な負担をかけてしまい、

子どもの福祉の観点から望ましくないと考えられています。

そのため、一方当事者のもとで一定期間以上平穏に生活している場合には、現状が尊重

されることになります。

 

・母性優先の原則

特に乳幼児の場合、その発達には母親の存在が不可欠であると指摘されています。

ただし、この場合の母親とは母性的な役割が優先するという意味で、たとえ男親で

あっても、母親代理の機能を発揮している場合や、祖母などの母親代理として

の監護補助者がいる場合には、これも母性の存在として考慮要素となります。

 

・兄弟姉妹の不分離

兄弟姉妹は原則として同一の親のもとで監護されるべきと考えられています。

以上のように子どもの引渡しが認められるかは上記のような事情を考慮して決定されます。

しかし、子どもと母性的なかかわりをもってきた親が優先されたり、母親が子どもの

衣食住などの日常的な生活の世話を担当していることが多く、特に子どもが幼い場合には、

母性優先・監護の継続性の観点から、男親が不利になってしまうのです。

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
事務所です。

行政書士であり夫婦問題専門のカウンセラーが
対応致します。お気軽にお問合せください。

電 話 082-533-6036(広島市西区)

メールでのお問い合せはこちら から

『浮気・不倫問題相談110番 広島』はこちら
『養育費をあきらめないで!広島』はこちら

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

広島ブログ
にほんブログ村 家族ブログ 離婚相談へ
にほんブログ村 http://ping.blogmura.com/xmlrpc/4ljr43q2p2md

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

はじめての方へ

ご相談者様の声

中森 豊