男性が陥る「僕がキミを守る」の落とし穴 その1

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壁ドン

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

プロポーズなどの場面で男性が女性に対して、

「僕がキミを守る!」というとき、または

「僕が家族を守る!」というときには二つの意味があります。

 

一つは、妻や子どもを経済的にサポートすること、

つまり家をしつらえ、食料や衣服が買えるだけのお金を稼いで

くることです。

 

そして、もう一つは精神的な安らぎを与えたり、

「幸せ」「楽しい」といった気分にさせるなどの情緒的

サポートをすることです。

 

 

◆男性が考える「守る」とは?

男性の場合、

①仕事を通じて情緒的サポートと経済的サポートを

 いっぺんに与えようとする場合があります。

 

つまり経済的に豊かな暮らしをさせることで家族に

喜んでもらおうとするケースです。

男性の多くがこのやり方だと思います。

 

次に、

②仕事を通じて経済的サポートをしながら、

 情緒的サポートはそれとは別のところでしようとするケース

があります。

 

物理的に衣食住を与えるだけでは妻子を「守る」ことには

ならないと考え、情緒的サポートを経済的サポートとは別ラインで

おうとします。

例えば、家事や育児を「お手伝い」ではなく、自分本来の仕事と

して全うしようとしている男性がこれに当たります。

 

 

◆どちらの「守る」も失敗する!?

①の「守る」の場合、よく言えば仕事熱心になりやすく、

悪く言えば「俺が仕事をしまくって、いい家を買い、

うまいメシを食わせて、いい服を着せてやれば、妻子は幸せなんだ」

勘違いしがちになります。

 

『仕事⇒お金を稼ぐ⇒豊かな暮らしをさせてやる』=妻子は幸せ

いう図式は勘違いの可能性が非常に高くなります。

 

 

◆夫と妻では愛情曲線が異なる

日本の平均的な男性は仕事熱心です。

夫が仕事することで妻子を守り、妻が守られている実感している

のなら、夫婦の愛情度の上がり方は一緒のはずですが。。。

しかし、そうではありません。

 

あるデータでは、結婚期間が長いほど、夫は妻への愛情を

つのらせていきますが、逆に妻は夫への愛情を失っていく

傾向にあります。

 

結婚5年目までは両者の愛情度に開きはなく、

むしろ妻の方が夫を好いていることが多いのですが、

 

6年目から14年目になると夫の愛情度が目に見えて上がって

いるのに対して、妻の愛情度は少ししかあがりません。

 

15年目以降になると妻の夫に対する愛情は大きく

下がります。夫も少し下がりますが妻ほどではありません。

 

よく「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したいですか?」

という調査で男性の場合は、「はい」と答え人が多いのに比べ、

女性のほうが逆に低くなるといったアンケートを見たことが

ある方も多いでしょう。

 

 

◆男女のギャップはどこから?

5年、10年、15年・・・と結婚生活を送る中で、

夫婦がどんなコミュニケーションをはかってきたか、

その交流の中身がその後の愛情度を決めると言えるかもしれません。

 

これは、「子どもが乳児期にあった時に、夫がどれくらい

妻の子育てをサポートできたか?」が、その後の妻の夫に対する

愛情度に影響を与えていることが明らかになっています。

 

結婚5年目までは、わりと仲良く暮らしています。

まだ子どもを持たない家庭では、夫も妻もそれぞれ仕事に

忙しくしていることもあります。家事分担などで多少のイザコザ

があれど、それなりに話し合いで解決をしていきます。

 

また、子どもがいれば0~2歳ぐらいですが、育児に協力的な夫

であれば、妻の愛情度は高く、育児に協力的でない夫もいますが、

それに不満な女性は話し合い、不満を感じない女性は現状を

そのまま受けとめ、それなりに整理をつけています。

 

夫婦の間で変化が生じるのは結婚6年目~14年目です。

 

その2へつづく。

 

 

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