子どもがいる場合の再婚 10のアドバイス

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男女4

 

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

子どもがいて離婚した後、あるいは新たにお付き合いする女性

にお子さんいる場合、ぜひ慎重にゆっくりと関係を深めて

いけたらと思います。

 

新しい健全な異性関係は離婚後、前向きに生きるための

積極的な一歩になりますが、親も子どもも傷つかないように、

ゆっくりと時間をかけ、注意深く選び、新しい生活に対する

準備ができたらいうことはありません。

 

以下、子連れ再婚の際の効果的な10のアドバイスです。

 

 

1.新しい異性関係を始めるまでに、前の関係を終わらせておく。

前の離婚が法的に解決しているだけでなく、精神的にも

解決していることが望ましいです。

独立した、自信ある個人として新しい関係を築いていける

ように、精神的健康にも気を配ることが大切です。

 

 

2.離婚後は、子どもと健全な関係を作る

離婚後は子どもと健全な関係を作り、それを維持するように

十分に気をつけます。

この時期には、子どもは変化に対応するために、親の愛情と援助

が特に必要になります。そうすることで子どもは安心し、親に

とって新しい出会いがあっても、子どもは親の心の中で自分が

特別な位置を占めていることに自信を持ち続けていられます。

 

 

3.異性との付き合いはゆっくり進める

異性とデートする心の準備ができたら、ゆっくりと進めて

いきます。子どもには、新しい友だちと会うつもりである

と伝えます。

 

現実のことになる前に、子どもがその可能性について準備

する時間を与えることです。子どもにどう感じているか尋ね、

質問してもいいと言い、その質問の背後にある意味を聞き取る

姿勢が大切です。

子どもが本当に知りたいと思っていることは、多くの場合、

親の人生に誰かが入ってこようと、親がずっと自分を愛し、

世話をしてくれるのかどうかということです。

 

 

4.恋人としてだけではなく、友人・親友としても深く付き合う

パートナー候補を生涯の伴侶と考えているなら、親として

あなたと責任や価値観を共有できるかどうかを徹底的に

考えてみます。

 

その人があなたにとって良い伴侶になるかどうかを吟味

するだけでなく、同様に大切なことは、新しいパートナー候補

が子どもにとって良い継親になれるかどうか考えなければ

いけません。

パートナーがあなたの人生の中で、子どもを最優先しなければ

ならないことを理解し、あなたの親しての大切な役割を

喜んで支援するつもりがあることを確認します。

 

 

5.親密な関係になる状況の際は、子どもがいるときに家に連れ込まない

子どもが家から離れているとき、子どもがあなたと一緒に

いないときに、その人と会うように計画することです。

子どもは見知らぬ人とお風呂場や朝の食卓で会ったりすると、

とても動揺してしまいます。

 

 

6.元配偶者にも伝える

ふさわしい人に巡り合い、真面目にお付き合いすること

になったら、子どもにもそれを知らせる前に、元配偶者

伝えるとよいでしょう。

そうすれば、子どもは、もう一人の親にそれを隠して

おかなければならないという負担から解放されます。

 

二人は別れた後も、子どものために関係を続けていきますが、

新たな人とめぐり合ったという出来事を伝えることで相手に

敬意を払っていることが明らかになります。

それが親同士の関係に良い影響を与えます。

 

 

7.子連れで行きやすいところで紹介

子どもとパートナー候補を早い時期に会わせるときには、

短時間でざっくばらんなものにして、できれば公園のような、

子連れで行きやすいところがいいでしょう。

 

子どもは時間をかけて、徐々にその人と知り合い、自分自身

の印象を作っていけるようにする必要があります。

このような初期の出会いでは、愛情を身体で表現するのは

避けるようにします。親が自分の知らないだれかの恋人なのだ

ということを目の当たりにすると、子どもはどうにもならない

くらいショックを受けてしまいます。

 

 

8.有意義な時間を過ごす手配をする

今後、ずっと関係を続けていけると思える人ができたら、

その人と子どもがともに有意義な時を過ごせるように手はず

を整えます。

また、パートナー候補を子どもに会わせる前に、子どもに

心の準備をする時間を与えます。年齢にふさわしい表現で、

親たちの関係を説明するといいでしょう。

 

ただし、その人を子どもたちに「売り込む」のは避けます。

その人の長所を詳しく説明したり、「きっとその人のことが気にいるよ」

など期待させるのはやめておきます。

ある程度の年齢の子どもであれば、何か作為的なものを感じ取って

しまう恐れもあります。

 

 

9.新しいパートナーは自分たちにとってどんな意味をもつのか?

親の人生に新たに現れた人が、自分たち親子にとってどんな

関係を持つのか?、子どもが不安に思っていることを理解して

あげてください。

 

子どもは、親の愛情、親と過ごす時間、家庭の資産さえも

失ってしまうかもしれないと心配しています。

親の心の中にある、子どものための特等席を決して失うこと

はないことを行動で示して、安心させてやらなければなりません。

 

 

10.付き合いと子どもの時間は切り離す

それぞれの子どもと1対1で過ごせる時間を確保します。

新パートナーとの付き合いと、子育ては切り離すことが

大切です。

親が別の人といるときに、自分が隅に追いやれているとか、

無視されていると感じたら、子どもは憤りを感じるでしょう。

それはいつまでも消えることなく、将来の親子関係を損なう

恐れがあります。

 

 

新しい人間関係を築くには、時間と配慮と忍耐が必要ですが、

長い目で見れば、じっと待って努力するだけの価値は十分にあります。

 

 

 

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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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