会社も家庭も男性原理と女性原理のバランスが求められる
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
現代の日本の社会では、いわゆる「男性原理」をよしとしています。
具体的には・・・強いこと、闘争心があること、競争に勝こと、より早く行動すること、
相手を言い負かすこと、上から目線で語ること、お金を稼ぐこと、出世をすること、です。
この「男性原理」は男ばかりではなく、女性も社会に進出するにあたって、
いわゆる「男らしさ」を発揮し、社会の中でどんどん重要な地位を占めるようになってきました。
力仕事だけでなく、情報処理の速度で能力を争えるようになったことも、女性が「男性原理」で
生きやすい環境をつくっています。
しかし、この「男性原理」が社会に広まった結果、
自分に得になることはするが、損になることはしない。
成果を急いで求めてプロセスを楽しむことがなくなった。
とも言えます。
そして、嫌なこと(自分の目的を遂行するうえで邪魔なもの)、利益にならないもの、
時間ばかりかかって面倒くさいもの、は人に押しつけがちになります。
その結果、組織にゆとりがなくなり短期的には利益を出せるが、長期的には社員のモラル
が低下し業績が悪化、そして社員が切り捨てられる等の事態に陥っています。
その「男性原理」に対して「女性原理」とは、闘争を好まず、ただ強いだけであることを重視
せず、負けた人にやさしく、弱い人を助け、世話をし、ゆっくり、じっくり相手の言うことを
聞き、相手を言い負かすことより、相手との会話事態を楽しみ、お金や出世よりも美的な物に囲まれ、
なごやかに暮らし、より多くの人々が幸せになること、を重視するものです。
「男性原理」が嫌なこととして押しつけたものを扱うのが「女性原理」です。
介護などはその典型で弱った人をケアすること、それは利益にならないことですが、誰かが
やらなければならないことです。
なので、この「男性原理」と「女性原理」がセットにならなければ社会はうまく回って
いきません。
現在の日本の家族は基本的に「男性原理」で動いています。収入の低い夫、家事のできない妻、
勉強のできない子どもは価値が低いとみられがちで、これは「男性原理」からみた評価です。
しかし、それではギスギスしてしまうから、家族の中にも「女性原理」を導入しお互いが
共存しあえるような存在になることが必要なのでしょう。
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