会社も家庭も男性原理と女性原理のバランスが求められる

公開日:  最終更新日:2020/04/26

ビジネスマン2

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。


現代の日本の社会では、いわゆる「男性原理」をよしとしています。

具体的には・・・

強いこと・闘争心があること、

競争に勝こと・より早く行動すること、

相手を言い負かすこと・上から目線で語ること、

お金を稼ぐこと・出世をすること・・・です。

 

この「男性原理」は男ばかりではなく、女性も社会に進出するにあたって、

いわゆる「男らしさ」を発揮し、社会の中でどんどん重要な地位を占めるようになってきました。

力仕事だけでなく、情報処理の速度で能力を争えるようになったことも、女性が「男性原理」で

生きやすい環境をつくっています。

 

しかし、この「男性原理」が社会に広まった結果、

自分に得になることはするが、損になることはしない。

成果を急いで求めてプロセスを楽しむことがなくなった。

とも言えます。

そして、嫌なこと(自分の目的を遂行するうえで邪魔なもの)、利益にならないもの、

時間ばかりかかって面倒くさいもの、は人に押しつけがちになります。

その結果、組織にゆとりがなくなり短期的には利益を出せるが、長期的には社員のモラル

低下し業績が悪化、そして社員が切り捨てられる等の事態に陥っています。

 

その「男性原理」に対して「女性原理」とは・・・

闘争を好まず、

ただ強いだけであることを重視せず、

負けた人にやさしく、

弱い人を助け、

世話をし、

ゆっくり、じっくり相手の言うことを聞き、

相手を言い負かすことより、相手との会話事態を楽しみ、

お金や出世よりも美的な物に囲まれ、なごやかに暮らし、

より多くの人々が幸せになること・・・

を重視するものです。

 

「男性原理」が嫌なこととして押しつけたものを扱うのが「女性原理」です。

介護などはその典型で弱った人をケアすること、それは利益にならないことですが、

誰かがやらなければならないことです。

なので、この「男性原理」「女性原理」セットにならなければ社会はうまく回って

いきません。

現在の日本の家族は基本的に「男性原理」で動いています。

収入の低い夫、家事のできない妻、勉強のできない子どもは

価値が低いとみられがちで、これ「男性原理」からみた評価です。

 

しかし、それではギスギスしてしまうから、家族の中にも「女性原理」を導入しお互いが

共存しあえるような存在になることが必要なのでしょう。

 

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