何とか助けてあげたいが…境界性パーソナリティ障害
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
「助けて欲しい!」とすがりつかれれば、できる限りのことを
してあげたいと思うのが人情です。
しかし、この場合、援助してもしなくても「混乱する」という
結果はあまり変わらないのです。
◆「見捨てないで!」が心にひびく…
誰でも、困っている人がいたら、助けたくなります。
まして、それが知り合いや恋人、職場の部下だったりしたら
放っておけません。
本人から「助けて!」のサインや「見捨てないで!」と
言われたら、心にひびくのが普通です。
ところが、境界性パーソナリティ障害の人へ手を差し伸べる
のは混乱に飛び込むことを意味します。
心から同情し、できる限り援助するのですが、要求は
エスカレートし、振り回されるだけ。。
結果として、関わる人全員に迷惑がかかることにも
なってしまいます。
◆つい助けたくなるのは?
放っておけない気持ちにさせるのは、すがりついてくる人に、
つい同情させるような要素があることも確かです。
例えば、
・若い女性に頼られれば、男性は放っておけない。
・本人は普段は穏やかなので、本当に困っているように見える。
・仕事上では有能な人が多い。
・本人は気配りができ、心が優しい人だから、困っているの
だろうと思う。
・部下、友人など、自分と関わりのある人だから。。
そして、これらの理由に加え、境界性パーソナリティ障害に
ついてよく知らなければ、「放っておけない!」といった
気持ちになるでしょう。
◆だが、結果は同じになりかねない。。
訴える言葉が心にひびき、純粋な同情心がわいて
「なんとか助けてあげたい!」と思います。
しかし、手を差し伸べても愛情飢餓は底なしで、
常識では考えられないような要求、
時と場所をわきまえない要求が続き、
どちらにしても結果は同じになってしまいます。
また、要求がエスカレートして、家族や職場などの
人間関係が混乱に巻き込まれてしまうことも
しばしばなのです。
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