財産分与や養育費の金額を考える前に、そもそも妻は離婚に応じますか?
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
離婚を切り出す前に、当然離婚条件について考えると思います。
「もし離婚したら、養育費や慰謝料はいくら払えば良いか?
(いくら貰えるか?)
離婚後の財布の中身は大事です。
養育費や慰謝料をいくら払うか(受け取るか)によって今後の
生活設計も大きく変わってきます。
ただ問題なのは、養育費や慰謝料を「もし離婚したら…」
という話で仮定してしまうことです。
いろいろ作戦を練って、離婚条件を準備していても肝心な
ことを忘れています。それが原因で、いざ離婚の交渉のテーブル
についてもにっちもさっちも行かないケースがあります。
離婚条件より、もっと大事な事、それは「離婚すること」です。
◆相手が応じないと意味がない
離婚を切り出す場合、すでに「離婚成立」が前提でいろいろ
お金の話が進んでいるケースがありますが、いくら離婚条件を
考えても、いざ相手が離婚に応じてくれないと骨折り損に
なってしまいます。
こちらとしては、もう完全に夫婦関係が終わっていて近い将来、
離婚を切り出せば相手も応じてくれる、、と確信があるかもしれません。
もちろんその通りに実現すれば問題はありません。
しかし、多くの場合自分が考えることと相手が考えることは、ほとんどの
場合、相違しています。
相手としては、曖昧なままでも、しばらくは夫婦を続けていきたい、
または自分の悪いところを直して、復縁したい、など、もしもこう
考えていたら離婚に応じない可能性もあります。
当然、離婚を切り出す前に離婚条件は考えておかなければなりません。
何の考えもなしに、感情的に離婚を切り出す方がよほど怖いです。
しかし、せっかく膨大な時間をかけて練り上げた離婚条件も相手が
離婚を拒否したら意味のないものになります。
つまり、離婚条件を決めるのにかける時間のうち少しだけでも
「相手から離婚の同意をもらう方法」
に費やすことが重要です。
離婚原因が「性格の不一致」の場合、特にこういったケースが
見受けられます。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
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