相手から離婚調停を起こされても慌てるな!
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
離婚調停では申し出た側の「相手方」になると、どうしても準備不足は否めません。
とくに、夫婦関係がギクシャクし離婚話が出ていても、
「まさか離婚調停を起こされるとは・・・」
と思うのが普通です。
当然、調停に向けての準備など、ほとんどの人はしていないでしょう。
◆家庭裁判所から呼出状・・・でも慌てるな!
離婚調停の相手方には、呼出状と一緒に申立人の提出した、
「夫婦関係調整調停申立書」が送られてきます。
ここでまず、申立ての趣旨、動機を確認します。
↓
また、申立人が家庭裁判所に提出している、「事情説明書」
(離婚に至るいきさつや動機について記載したもの)は、
家庭裁判所に請求すれば閲覧も可能です。
↓
記載内容にウソがあったり、それまでの話し合いの内容と違っていたら、
家庭裁判所に提出する答弁書や事情説明書に、その旨や自分の言い分
を記載します。
↓
調停の期日までに必要な資料や証拠を集める。
ここで、資料等がしっかりしていれば、相手の理不尽な
言い分にも十分反論できるでしょう。
そもそも、調停では、一方が離婚に反対すれば成立はしません。
まずは落ち着いて申立人の言い分や主張を確認してみることです。
◆調停に臨むときの注意
調停委員と言われる方は、40歳以上70歳未満の社会的経験や
知識のある人や家事紛争の解決に専門的な知識を持つ人、
また弁護士の中から選ばれ最高裁判所によって任命された人です。
調停は、この調停委員が夫婦の間に入っての話し合いです。
なので、調停委員に対する心証は良くしておきたいところです。
基本的なところですが、
・遅刻、欠席はしない。
・要点を整理したメモを持参する。
・自分の思いは正直に伝える。
・調停委員のアドバイスにも耳を傾ける。
・疑問点は積極的に尋ねる。
・非協力的な態度はとらない。
・結論は自分で出す。けっして急がない。
・好印象を持たれる身だしなみ、言葉遣いを心がける。
以上は注意しておきたいところです。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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