父親からの負の要素を引き継がない!

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子ども5

◆「負の連鎖」を断ち切る!

子どもを持つパパの中には自分の父親を敬愛して、

「尊敬する父のような親になりたい!」と思う方がいらっしゃる反面、

 

過去、 父親との軋轢があった人、暴力を振るわれた人、 父親が家を出て行った人 ・・・

など 不幸な子ども時代を送ったパパもいらっしゃいます。

 

「僕たちが子どものころに味わった、あのつらい思いを、

自分の子どもたちには絶対に味あわせたくない!」

 

この負の連鎖を、自分の代で断たなければ悲しみでいっぱいの子どもたち、そして将来に明るい

ビジョンを描けない 子どもたちが、また増えてしまいます。

 

 

◆子ども時代には親の事情は分からない

「自分たちをつらい目に遭わせた父親のことを許せるか?」

というと難しいですが、その時の社会背景とか、 世代とか、環境とか、または成育の過程で

親に同じようなことをされたとか、いろいろな事情が彼らをそうさせたのだろう、と自分自身

が大人になって、客観的に物事を見られるようになってわかったことも多いはずです。

しかし、子ども時代にはそれはわからない。

 

また、

『暴力を振るったり、家を勝手に出て行った父親のようにはならない!』

と自分に誓っていたはずなのに、夫婦ゲンカをしたときに、たまに理性が吹っ飛び、

昔、父親が母親にいっていたような 言葉を妻に浴びせている自分に気がついて、

たじろぐこともあります。

 

悔しいことですが、自分の中に父親の発した言葉の数々がすり込まれていて、

理性をなくした一瞬の隙を突いて、それが口からこぼれ落ちてしまうのです。

 

 

◆父親の影響力は強力

悲しいことに、体罰で厳しく育てられた男性は、やはり、自分の子どもにもそれをやってしまう

という傾向が見られるようです。

自分が子どものときには、体罰がとてもつらかったはずなのに、親になった途端

『体罰をすることがしつけだ』というふうに肯定的にとらえてしまいがちになります。

パパの行動や、言葉のひとつひとつが、 子どものやわらかい心にすり込まれていきます。

父親の影響力は、強力なのです。

 

この負の連鎖を断ち切るには・・・

心から子育てを楽しみ、家族と共感できる体験をしていくこと、 そして、

「笑っているパパになろう!」ということです。

 

 

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