暴力とは? 男女間の暴力を考える

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男性 怒り

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

男女間の暴力、どのくらい起こっているのでしょうか?

まず夫婦間DVについて見てみると、2008年20歳以上の男女に行った調査によれば、これまでに

「殴ったり、蹴ったり、物を投げつけたり、突き飛ばしたりするなどの身体に対する暴行

を受けた」ことがあったという人は、女性で24,9%、男性で13,6%でした。女性のほうが10%

ほど多いようです。

 

言葉の暴力、心理的暴力については、

「人格を否定するような暴言や交友関係を細かく監視するなどの精神的な嫌がらせを受け

た、あるいは、あなたもしくはあなたの家族に危害が加えられるのではないかと恐怖を感

じるような脅迫を受けた」ことがあったという人は、女性で16,6%男性で8,8%でした。

こちらも女性の方が多く被害に遭っています。

 

「嫌がっているのに性的な行為を強要された」つまり性的暴力に遭ったことのある人は、女性で

15,8%男性で4,3%でした。男女で3倍以上の差があります。

 

また交際相手からの被害体験(デートDV)で10代~20代のとき、交際相手がいたという人を対象

したデータでは、身体的暴力を受けたことがあるのは、女性7,7%、男性2,9%。言葉の暴力や

心理的暴力については、女性が7,8%、男性が3,1%。性的暴力については、女性4,8%、男性

0,8%でした。いずれも女性のほうが高い経験率を示しています。これらの総数でみれば圧倒的に女性

被害者9割男性被害者1割(9割は加害者)ということになります。

 

これらの統計をみると、多くの男性は「そうなんですね…」としんみりしてしまいますが、「でも男性

だって1割は被害に遭っている人がいる」とも言えます。しかし、残念ながら男女間暴力の場合、女性

に対し男性のパートナーが暴力を振るうことのほうが多いのです。「男性の被害もあるが、女性のほう

が被害を受けやすい」という背景があります。

 

では、男はどうしたらよいのか?

次回へ続きます。

 

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