相手との交渉と折り合いをどうつける?
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
離婚に直面した場合、
「相手を打ち負かすことが目的」となってしまう場合があります。
また、相手に脅威を感じれば、
「より大きな力でそれに対抗しよう」と考えてしまいます。
しかし、それでは終わらないばかりか、お互いの憎悪が増す
ばかりとなります。
離婚についての話し合いの中で、第三者が入っていない場合は、
まず「相手のガードを下げさせること」です。
何かしてもらったことがあれば、お礼を言うということは、敵対的な
相手に対しては難しいことですが、しかし、そのような場合にこそ、
感情で敵味方を分けることを防ぐ効果を持ちえます。
例えば、「子どもに会わせてほしい!」という要求は、こちらにとっては
正当でも、違う考えをもつ相手にとっては理不尽なものです。
またそれは、自分への攻撃と映っているかもしれません。
なぜなら、子どもを守るためには、相手の要求を拒むことが
正義だからです。
また、相手は子どもと引き離されることで持つ恐怖感を、
それほど理解してはいないでしょう。
ただ、こういった相手の被害感情は理解できなくても、
それに応える努力を示すことは相手に安心感を与えます。
「戸惑っている…」
「不安に感じる…」
など、自分自身の感情を言葉で相手に伝える努力をすれば、
通常であれば相手の攻撃の矛先は鈍ってきます。
感情面での受け答えには、それなりの努力が必要ですし、
それによって精神的なダメージを受けることもあります。
そういったものに対応できる能力を身に付けるためには、
カウンセリングやグループワークなどが良いとされています。
また、親子の引き離しは、子どもだけでなく、あなたへの虐待でもあります。
しかし、相手と話し合う中で、ただただ疲弊するだけであれば、
「怒らせておくしかない」と、割り切ることも必要です。
そして、無理に自分一人で解決しようと思わず、相手から受けたダメージ
を修復するため、支援者や身内の助けを借りることです。
それは決して恥ずかしいことではありません。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
事務所です。
行政書士であり夫婦問題専門のカウンセラーが
対応致します。お気軽にお問合せください。
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